こんにちは、所長の金丸です。

新型コロナウイルス感染拡大から１年以上が経過し、いまだ収束のめどが立たない状況が続いています。そのような中、ワクチン接種がようやく開始されたことで、感染状況の改善への期待が見られます。

一方で、コロナの感染拡大を阻止するための自粛を続けていますが、休業等に伴う影響がボクシングのボディーブローのように地域企業をはじめ経済活動に影響を与えつつあります。
当事務所の顧問先においても、経営者の判断により事業を自主廃業したところ、１年近く休業手当を支払い続けその間雇用調整助成金を活用し頑張ってきたものの法的整理をせざる状況に陥ったところ、また休業に加え従業員を在籍出向させているところや希望退職、整理解雇などの雇用調整手段をとっているところなど、コロナによる雇用への影響の深刻さがうかがえます。

コロナ感染症との長期戦となってしまった中、またコロナがいつ収束するのか不透明な中で、感染対策を徹底し働く人の雇用を守る取り組みが真に求められているのではないでしょうか。