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スタッフブログ 日々是好日

元田克秋先生 さようなら

新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言が初めて発令されてから1年余りとなった。これまで感染拡大の3つの波が到来し、さらに新たな波が予想されコロナの勢いはなお衰えていない。そんな中、去る2月に熊本県社会保険労務士会の会長をされた元田先生が、闘病の末帰らぬ人となった。昨年秋の叙勲で、業務の一環である労働保険事務組合への永年の功績で旭日小綬章を受けられ、業界誌にその記事が掲載された矢先のことであった。先生とのご縁は公私にわたりいろいろあった。社労士業の先輩でもある先生とは県は違ったが、県会の会長としても先輩で何かとご指導をいただいた。また、そのご縁で社労士業の勉強会組織SRアップ21では、熊本で開催された全国大会にオブザーバーとして参加させていただき、おかげで今も勉強会にお世話になっている。中小企業団体中央会においてもそれぞれの県でお互いが関与したこと、さらには先生は熊本労働局の紛争調整委員会の委員として、私は宮崎県労働委員会の公益委員として個別労働紛争等の解決に委員として任命されたことなど共通点も多かった。一方で、先生とのご縁を深めたのは、なんといってもお互いが旅好きであったことだと思う。福岡のO先生の企画により、ほぼ毎回参加させていただいた海外旅行で、先生とのご縁が一段と深まったのではないだろうか。2000年9月のロシア、ウクライナを皮切りに、カナダの東の果てから、ブルガリア、ポーランド、ギリシャへの国内周遊。イギリス、アイスランド。アメリカでのロータリー国際大会参加からちょっと足を延ばしてペルーへ、タイ、ミャンマーへも。アウンサンスーチーさんの実家にも立ち寄った。ロシア極東の旅ではサハリンへ、スリランカへも。中国華南の旅、そして先生との最後の旅はウズベキスタン周遊であった。いつもよく食べ、よく飲み、よく語らった。今はただ淋しくてたまらないが、先生のご冥福を心から願っている。金丸憲史
金丸 | 2021/04/22